› フィールドワークやす › 2016年12月

2016年12月27日

12/26-12/28 石部頭首工の定期点検にて幹線水路への取水停止

石部頭首工設備の定期点検が本日12/26(月)より12/28(水)まで実施されるため、頭首工からの取水が止まっています。 そのため、駅前地域祇王井川の流れは、天理教裏の 米井 分水路ゲート横からの少しの流れだけになっています。

野洲小学校横は祇王分岐からですが、ほぼ完全ストップ。 (写真はクリックして拡大できます)


先日19日に野洲小学校の子供たちが放流したフナは、既に下流域に下っており無事でした(昨日止水前に確認済)、下流域は天理教裏の 米井 分水路ゲート横からのオーバーフロー堰からほんの少し流れがあり、かろうじて流れが保たれています。
以下NTT鉄塔横付近。


シラサギやセキレイが数羽、川の中を歩き回って魚を狙っているのが観察されますが、ところどころの水のたまり場で、大半は何とか生き延びてくれるのではないかと思います。 

尚、今回の定期点検、当初は12/23から12/29までの7日間の予定でしたが、野洲市や、野洲川土地改良区の関係の皆さまにご支援いただき12/26-12/28、前準備入れて4日間に短縮していただきました。 毎年のことなので、何かもっと短くできないのか今後勉強ししていくつもりです。
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追記:12/27(火) 本日は早朝より雨、祇王井川の生き物たちにとっては恵みの雨です。 点検止水期間の真ん中で、神ってる??、
今朝の駅前近くの祇王井川、雨水で濁っていますが、かなりの水量です。

  


Posted by やすのくまさん at 00:18Comments(0)祇王井川

2016年12月20日

12/19  祇王井川にフナ放流したよ

12/19( 月) 野洲小学校の1年生63名の子供たちと一緒に、祇王井川にフナを放流しました。

放流するフナ(にごろブナ、ヘラブナなど)、1000匹以上だと思いますが、地域のK様に準備いただきました。 放流するまえにK様より、”この祇王井川の水は琵琶湖にながれて、そして、また琵琶湖から、野洲の山の上の水タンクに運ばれ、みんなの飲み水になっているので、川にゴミなど捨てずにきれいにしとくんやで”とかお話しを伺い、子供たちが「うわーたくさんいる」と歓声あげながらフナが20-30匹の入った水桶を一人づつ運び、トイに流し込みました。、(写真はクリックして拡大できます)
  

フナはトイを伝って、水の中へ。


川の中の枠で囲った深みになったところでは、フナたちは群れを作って輪をかいたように泳いでおり、それらを子供たちが見て、「わー、魚の温泉だ!」と叫んでいました。 「魚の温泉}発想が豊かですね。
 

子供たちが、この放流体験で川の流れに親しんで、大事にしてくれるようになってくれること期待しています。






  


Posted by やすのくまさん at 00:20Comments(0)祇王井川

2016年12月05日

12/3 中の池川河川清掃

12/3( 土) 祇王まちづくり推進協議会の皆さんと協働で、総合体育館近くの中の池川の河川清掃を行いました。

よい天候に恵まれ、総計約50名にて穂波橋を挟んで、下流は童子川との合流付近までと、上流は落差工の上流域まで、堤防および川の中のゴミを回収しました。 

このエリアの川の中央部には葦草が沢山生えていて、今年5月の清掃は苦労しましたが、10月の大雨で上流部はその草がなぎ倒されて、一部はその上を歩く形でゴミを回収できたので、助かりました。 また、葦草が伸びているところは、かき分けながらの作業でした。(写真はクリックして拡大できます)


今回、初めてだと思いますが、子供さんと一緒に参加された親子連れも何組か見かけました。 子供さんが川の流れの中の缶を、苦労しながら拾い上げている場面も。 将来のボランティアに育ってくれるかも。


このエリアでは琵琶湖固有種のビワマスが遡上してきているのが確認されており、その産卵場所と思われるところは踏み荒らさないようにとの注意もしながら作業。 写真奥には落差工、そして試験的に設置された魚道も見えます。 


回収したゴミは堤防の上に集め、市・環境課のN様、O様にてトラックに積み込みクリーンセンターに搬入していただきました。 新クリーンセンター回収ゴミ計量は早計280kgでした。


作業の後、まちづくり推進協議会で用意して戴いた、あったかくておいしい豚汁やかす汁をいただき、ホット一息です。 今後もこのような形で地域の皆さまと一緒に活動を継続できること願っています。 写真最後は穂波橋から下流域の清掃後。
  

次回は2017年2月1日(水) 祇王井川の河川清掃を予定しています。


  


Posted by やすのくまさん at 23:54Comments(0)中の池川