2022年01月26日
祇王井川 駅前地域 改修工事 2021-2023年
祇王井川は、野洲川の石部頭首工からの農業用水、及び妙光寺山、三上山らの山水を水源としていますが、駅前地域は川幅が狭く,また橋の桁下も低く、大雨の際、度々浸水被害が出ています。 最近10年間では以下、
①2013年9月15日―16日 台風18号
②2014年8月9日―10日
③2014年8月16日
駅前交差点の前後、及びザウルス公園周辺、では川床の掘り下げが先行して行われておりますが、特に駅前交差点の下が狭く、流れが阻害されていたので、ボックスカルバートという四角いトンネルで拡張する追加の第一期工事が2020年から行われ、今回第二期、駅前交差点から下流70mもボックスカルバートで拡張する工事が2022年1月、今月から始まりました。 概要:以下の資料参照。(クリックして拡大可能です)

工事中も、工事区間は、ポンプでの迂回水路を設置し、流れは途絶えないようにし、さらに、工事にて排出される汚濁水から河川環境をまもるよう濁水処理装置(ダクスイ5:https://www.suga-kikai.co.jp/rental/products/small_wastewater_treatment_equipment/)による排水処理がなされるそうです。
問題はこの後です。今回の駅前交差点周辺70mのボックスカルバート設置が完了したあと、2023年になりますが、さらに下流域、JR琵琶湖線との交差付近まで川床掘り下げ工事が予定されています。 川床中央部を掘り下げコンクリート打ち、残りも平らなコンクリート張りとして検討されており、そのままでは、一面コンクリート、自然の生き物が棲みにくい環境になってしまう恐れがあり、改善を要請していました。

現在、施工主の滋賀県南部土木事務所では、環境に配慮した、多孔質のシートを掘り下げ部分コンクリート表面に張り、コケが生えてくるような施工を検討されていますが、それだけでは十分とは思えず、川幅の広いエリアではワンドのような一段と幅広く、深くした川床を数か所設置を要望しています。
祇王井川のこのエリアには2020年11月、琵琶湖固有種「ビワマス」が遡上してきていることが確認されており、野洲市の駅前近く、中央部で、観察できるということは、野洲市は自然環境が豊かであることの証拠のようなもの、ぜひ大事にするべきで、継続して環境に配慮した河川工事となるよう要請していく予定です。
①2013年9月15日―16日 台風18号
②2014年8月9日―10日
③2014年8月16日
駅前交差点の前後、及びザウルス公園周辺、では川床の掘り下げが先行して行われておりますが、特に駅前交差点の下が狭く、流れが阻害されていたので、ボックスカルバートという四角いトンネルで拡張する追加の第一期工事が2020年から行われ、今回第二期、駅前交差点から下流70mもボックスカルバートで拡張する工事が2022年1月、今月から始まりました。 概要:以下の資料参照。(クリックして拡大可能です)

工事中も、工事区間は、ポンプでの迂回水路を設置し、流れは途絶えないようにし、さらに、工事にて排出される汚濁水から河川環境をまもるよう濁水処理装置(ダクスイ5:https://www.suga-kikai.co.jp/rental/products/small_wastewater_treatment_equipment/)による排水処理がなされるそうです。
問題はこの後です。今回の駅前交差点周辺70mのボックスカルバート設置が完了したあと、2023年になりますが、さらに下流域、JR琵琶湖線との交差付近まで川床掘り下げ工事が予定されています。 川床中央部を掘り下げコンクリート打ち、残りも平らなコンクリート張りとして検討されており、そのままでは、一面コンクリート、自然の生き物が棲みにくい環境になってしまう恐れがあり、改善を要請していました。

現在、施工主の滋賀県南部土木事務所では、環境に配慮した、多孔質のシートを掘り下げ部分コンクリート表面に張り、コケが生えてくるような施工を検討されていますが、それだけでは十分とは思えず、川幅の広いエリアではワンドのような一段と幅広く、深くした川床を数か所設置を要望しています。
祇王井川のこのエリアには2020年11月、琵琶湖固有種「ビワマス」が遡上してきていることが確認されており、野洲市の駅前近く、中央部で、観察できるということは、野洲市は自然環境が豊かであることの証拠のようなもの、ぜひ大事にするべきで、継続して環境に配慮した河川工事となるよう要請していく予定です。
Posted by やすのくまさん at 20:00│Comments(0)
│祇王井川