4/10 小篠原水門―止水! 祇王井川駅前工事

やすのくまさん

2022年04月10日 13:06

4/10 祇王井川駅前地域の改修工事が1月末ころから始まり、天理教琵琶分教会の裏手にある、米井水路小篠原水門が、4/10現在も全閉―止水されています。 このため、水門からザウルス公園そばまでの流れが枯渇しています。 駅前地域の洪水対策で、ボックスカルバートという工法、四角いトンネルを埋め込んで流れを改善するもので、現在2期工事、交差点から下流約70m区間の埋め込み工事中です。来年には、そのまた下流域ーJR線路l交差付近までの改修工事が計画されており、その概要も添付します。(写真はクリックして拡大可能です)
  

この水門下の流れには、ホタルの幼虫が食べるカワニナが生息、皆死んでしまうのでは?またカワセミも時々観測されていましたが、可能性もなくなりました。 工事への影響を殆ど出ないようにし、少しでも流れを維持する工夫できないのか?野洲市の国県事業対策室、及び環境課と、この流れについては工夫できないか相談中です。

実はもう一点、この工事で水門全閉され水量が減ったため、小篠原水門下流だけでなく、祇王井川工事区間の100m程度下流、久野部地域への分水路も枯渇、久野部の円光寺近くの水路の深みでは、たまり水もなくなりコイなど魚も死んでしまいました。


4/8、この水路、午前中の時点までは、枯渇したままでした。 それまで国県事業対策室経由で環境に配慮した工夫を求めていましたが対応策がないとのことでした。

しかし、4/8(金)施工業者の三東工業社様と、工事にあたっての水門止水の必要性について詳細、かつ具体的な内容の説明を直接お願いして相談した結果、その後、工事責任部署の県河川砂防課との協議を経て、久野部水路への取水口に流れがあるように、土嚢にて調整する対策を実施していただき、久野部水路への流れが復活!! 夕刻には円光寺周辺の水路にも!!  三東工業社様、河川砂防課の担当者様、ありがとうございます!


尚、小篠原水門の全閉措置については、カワニナなど生息環境を維持するため、少量で良いので、流れを維持するよう、あきらめずに働きかけていく予定です。 全閉にしている主な理由は、降雨で流量が増加した場合に工事区間が浸水したり、また周囲に溢水するリスクを減らすためとのことですが、水門下の流れの分を野洲小学校そばの祇王水路からの流れを制限することで補えるかも?

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